講義内容
「テクノロジーアセスメント」。このコースはデルフト工科大学の「 Technology Development and Impact Assessment 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。技術は私たちの環境、経済、そして社会全体に大きな改善をもたらすことができます。しかし、技術の開発と導入は慎重に行われなければなりません。技術には私たちの社会にプラスにもマイナスにも影響を与える可能性があるからです。技術開発は、社会のニーズと価値観を反映したものでなければなりません。技術は、私たちの社会をより持続可能、公平、そして包括的なものにするのに役立つものでなければなりません。
技術開発の潜在的な影響を評価することは重要です。また、技術の開発と導入には、倫理的な考慮が必要です。技術は、私たちの環境、経済、社会にどのような影響を与えるでしょうか?技術は、誰に利益をもたらし、誰に損害をもたらすでしょうか?
このコースでは、技術開発とその実行によるさまざまな影響や、技術ベースのプロジェクトが社会に生み出す結果を調査・評価するための具体的なプロセスとツールを学びます。テクノロジープッシュ、マーケットプルの一方的なアプローチで技術イノベーションを考えるだけでなく、技術の進化モデルや社会的適性の考慮や、さまざまな利害関係者を巻き込んだ「ソシオテクノロジーシステム」についても見ていきます。
技術と社会の相互関係をよりよいものにし、私たちの社会の持続可能な発展のために技術を利用していく方法を学んでいきましょう。
学習目標
以下の習得が学習目標とされています。- テクノロジーと社会の相互関係、共進化についての理論的観点
- テクノロジーの影響についての評価、および関連する倫理的評価を行うための具体的な手法、要件、計画
- 環境影響評価
- 社会的影響評価
- 戦略的影響評価
- リスク分析
- 費用便益分析
講師
学習内容
Module0
01. イントロダクション
Module1
02. テクノロジーアセスメント(技術評価)のモデル
03. (文献・資料)フレームワーク、反映、統合
Module2
04. 持続可能で責任あるイノベーション
Module3
05. 持続可能性と倫理、技術(1)
06. 持続可能性と倫理、技術(2)
Module4
07. 社会的影響評価
08. (文献・資料)社会的影響評価
Module5
09. 環境影響評価と戦略
10. (文献・資料)環境影響評価
Module6
11. 安全性とリスク分析(1)
12. 安全性とリスク分析(2)
13. 安全性とリスク分析(3)
14. (文献・資料)リスク分析
Module7
15. 費用便益分析(1)
16. 費用便益分析(2)
17. 費用便益分析(3)
- 分野
- IT、倫理
- 前提となる知識
- とくになし
- 想定学習時間
- 5時間
- 修了認定テスト
修了証書発行 - なし
- 受講期間
- 期限なし
- 講座サンプル
翻訳ボランティア
謝辞本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
杏林大学総合政策学部
InterdisciplinarySeminar (学際演習)
翻訳ボランティアチーム一同
ご指導:糟谷崇先生
権利関係
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Technology Development and Impact Assessment
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。https://www.tudelft.nl/