講座内容
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:クリーン・エネルギー 2」。SDGs の目標7である「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」をテーマとしたコースです。再生可能エネルギーや、環境負荷の低い燃料の利用などによる持続可能なエネルギーの活用について、さまざまな世界の状況や課題を、AFP 通信のアカデミックニュースで触れ、学んでいきます。
洋上発電、太陽電池、地熱、バイオマスなど、さまざまな再生可能エネルギーの開発と実用化が進んでいます。各国は石炭・石油などの化石燃料からの脱却を進め、課題であるエネルギーの備蓄・ストレージについても新しい技術開発が積み重ねられています。国や地方により状況は異なりますが、課題の解決に向けて、多くの取り組みが進んでいます。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材などにも、ぜひご利用ください。
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:クリーン・エネルギー 2」。SDGs の目標7である「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」をテーマとしたコースです。再生可能エネルギーや、環境負荷の低い燃料の利用などによる持続可能なエネルギーの活用について、さまざまな世界の状況や課題を、AFP 通信のアカデミックニュースで触れ、学んでいきます。
洋上発電、太陽電池、地熱、バイオマスなど、さまざまな再生可能エネルギーの開発と実用化が進んでいます。各国は石炭・石油などの化石燃料からの脱却を進め、課題であるエネルギーの備蓄・ストレージについても新しい技術開発が積み重ねられています。国や地方により状況は異なりますが、課題の解決に向けて、多くの取り組みが進んでいます。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材などにも、ぜひご利用ください。
01. 島のエネルギー
フランスにある小さな島では、再生可能エネルギーを使った大きな事業を行っています。風力や太陽光などのエネルギーだけで事業を運営したり、セーリングを学びにくる観光客のために島の消費電力を太陽光でまかなったりする取り組みです。
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02. 石炭からバイオマスへ
フランスが化石燃料からの脱却を進めるなか、コルドメの発電所は2022年に石炭からバイオマスに切り替えようとしています。バイオマスは植物性の廃棄物で、これを使ったペレットは、石炭に非常に近い機能をもち、発電やボイラーに使うことができるのです。
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03. ダムプロジェクト
ギニアのソウアピティダムは、西アフリカ最大の水力発電用貯水池の 1 つです。年間2千ギガワットアワーの発電力をもち、ギニアの発電容量を2倍にする見込みです。政府による大きなプロジェクトで、中国からの融資も受けています。しかし発電の恩恵を市民が受けられるかどうかは不透明です。
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04. 電気自動車レース
フォーミュラE世界選手権は電気自動車のモーターレース大会です。世界中の多くの都市部のサーキットで行われます。レースは周回数を競います。マシンはGen3(第3世代)になり、多くのイノベーションが取り入れられ、最速のレーシングカーとなっています。
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05. 天然ガスの地下貯蔵
天然ガスの利用が進んでいますが、効率のよい貯蔵法が課題となっています。天然ガスは地下深くの帯水層に貯蔵することができます。またその他にも岩塩の空洞、天然ガスを取り出した後の貯留槽など、いくつかの貯蔵方法があります。利用時にガスを取り出すときには、水分や硫化水素の除去など、いくつかの作業が必要です。
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06. 小型モジュール式リアクター
SMR(小型モジュール式リアクター、小型モジュール炉)は低エネルギーの原子炉で、70ほどのモデルが世界中で開発されています。コンパクトであり、標準モジュールとして製造されるため、利用がシンプルで、老朽化した石炭発電所や石油発電所に取って代わることを期待されています。
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07. 温泉と地熱発電
土湯温泉町では、温泉と地熱発電所が共存しています。日本は世界第三位の地熱資源国ですが、地熱による発電は国内全発電量のわずか0.3%にすぎません。今後の発展が期待されるところですが、観光地への地熱発電所の導入については、地元の人々などの理解を得ることも重要です。
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08. 洋上発電と海の生物
フランスのルカート港に、まもなく風力発電所がやってきます。環境NPOは、現状の海の状態の観測を始めました。風力タービンの導入後、海域の状況やイルカなどへの影響がどうなるのかをモニタリングするためです。彼らはイルカたちがこの海域を去ってしまうのではないかと懸念しています。
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09. 水上ソーラーパネル
2050年までにカーボンニュートラルを達成するというタイの目標の一環として、巨大な水上ソーラーパネルが設置されています。ハイブリッドシステムによって、日中は太陽光を電気に変換し、夜間は水力発電で電気を作ります。タイはCOP26 での約束を果たすべく、さまざまな取組を行っています。
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10. 石炭のジレンマ
シングラウリはインドの石炭の中心地ですが、インド経済と環境とのジレンマを象徴している場所です。インドはCOP26で、石炭の段階的使用廃止に反対しました。13億人の国民の中には、まだまだ電気を利用できない人もおり、化石燃料の使用を続けなければなりません。しかし環境への影響は大きなものがあります。
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翻訳ボランティア 謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
2023年度 近畿大学附属豊岡高等学校
ESS 翻訳ボランティア有志ご一同
(ご指導:小畑貴嗣先生)
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
2023年度 近畿大学附属豊岡高等学校
ESS 翻訳ボランティア有志ご一同
(ご指導:小畑貴嗣先生)
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