講義内容
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「ゼロエネルギーの世界 」。
このコースはデルフト工科大学の「 Zero-Energy Design: an approach to make your building sustainable 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
このコースでは、ビルのエネルギー消費量を削減し、ネットゼロ(正味ゼロ)にしていく設計について学びます。
ビルのエネルギー削減は、都市や地域、ひいてはグローバルの持続可能性に高めていく重要なステップです。消費エネルギーをへらすことは化石エネルギーの使用削減につながり、カーボンニュートラルに近づけていくことになります。これは単なる省エネ的なパッシブ・アプローチだけでなく、ビル設計のくふうでエネルギーを生み出すアクティブ・アプローチも組み合わせて可能になる施策です。
断熱や日よけ、換気、ヒートポンプや太陽光発電などはその代表的な手段ですが、気候帯・地域など、それぞれの特性によって、最適な統合設計はさまざまです。そこで3つのドキュメンタリーでは、条件の異なる3つのビルを取り上げ、それぞれのゼロ・エネルギー設計事例を見ていきます。屋根や窓の位置や角度を調整するだけで、多くのエネルギーの削減や産出が可能になることがわかります。
カーボンニュートラルというと、化石燃料を他の再生可能エネルギー資源に代替していくことに注目があたりがちですが、建物の消費エネルギーをネットゼロにしていくことも、大きな効果のある取り組みです。国内でも政府主導で「 ZEB 」(Net Zero Energy Building ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)政策が始まっています。
土木・環境について大きな実績のあるデルフト工科大学は、ゼロエネルギーについても多大な研究実績を持っています。 このコースで「エネルギーゼロの世界」を実現する方法を学んで見ましょう。
キーワード:
ヒートバランス / エネルギー消費の分析 / 地域気候の分析とビルのエネルギー消費への影響 / 生物気候設計 / 建物の断熱 / 換気 / エネルギー・ニュートラル / エネルギー貯蔵と再利用 / エネルギープログラミング / 都市間のエネルギー再利用 / 太陽光発電 / バイオマス / 環境エネルギー / ヒートポンプ / 統合設計
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「ゼロエネルギーの世界 」。
このコースはデルフト工科大学の「 Zero-Energy Design: an approach to make your building sustainable 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
このコースでは、ビルのエネルギー消費量を削減し、ネットゼロ(正味ゼロ)にしていく設計について学びます。
ビルのエネルギー削減は、都市や地域、ひいてはグローバルの持続可能性に高めていく重要なステップです。消費エネルギーをへらすことは化石エネルギーの使用削減につながり、カーボンニュートラルに近づけていくことになります。これは単なる省エネ的なパッシブ・アプローチだけでなく、ビル設計のくふうでエネルギーを生み出すアクティブ・アプローチも組み合わせて可能になる施策です。
断熱や日よけ、換気、ヒートポンプや太陽光発電などはその代表的な手段ですが、気候帯・地域など、それぞれの特性によって、最適な統合設計はさまざまです。そこで3つのドキュメンタリーでは、条件の異なる3つのビルを取り上げ、それぞれのゼロ・エネルギー設計事例を見ていきます。屋根や窓の位置や角度を調整するだけで、多くのエネルギーの削減や産出が可能になることがわかります。
カーボンニュートラルというと、化石燃料を他の再生可能エネルギー資源に代替していくことに注目があたりがちですが、建物の消費エネルギーをネットゼロにしていくことも、大きな効果のある取り組みです。国内でも政府主導で「 ZEB 」(Net Zero Energy Building ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)政策が始まっています。
土木・環境について大きな実績のあるデルフト工科大学は、ゼロエネルギーについても多大な研究実績を持っています。 このコースで「エネルギーゼロの世界」を実現する方法を学んで見ましょう。
キーワード:
ヒートバランス / エネルギー消費の分析 / 地域気候の分析とビルのエネルギー消費への影響 / 生物気候設計 / 建物の断熱 / 換気 / エネルギー・ニュートラル / エネルギー貯蔵と再利用 / エネルギープログラミング / 都市間のエネルギー再利用 / 太陽光発電 / バイオマス / 環境エネルギー / ヒートポンプ / 統合設計
学習目標
- ビルのエネルギー使用量の分析
- 地域の気候を分析し、適切な対策を選択する方法
- ビルの消費エネルギーが正味ゼロとなるような統合コンセプトの開発
- 消費エネルギーを削減するための段階的なアプローチの発見
学習内容
本講座は動画講義を中心に、文献・資料ページも交え、以下のように構成されています。
Part 2 の内容
Part 1 の内容
本講座は動画講義を中心に、文献・資料ページも交え、以下のように構成されています。
Module 4. リユース(再利用) |
---|
20) 4.1.1 イントロダクション:リユース(再利用) |
21) 4.2.1 熱回収 |
22) 4.2.2 ヒートポンプとエアコン |
23) 4.2.3 エネルギー貯蔵 |
24) 4.3.1 エネルギープログラム |
25) 4.4.1 文献・資料 |
Module 5. プロデュース(生産) |
26) 5.1.1 イントロダクション:プロデュース(生産) |
27) 5.2.1 ミニドキュメンタリー: Pulse |
28) 5.2.2 Pulse:詳細 |
29) 5.3.1 太陽光発電 |
30) 5.3.2 バイオマス |
31) 5.3.3 環境エネルギー |
32) 5.4.1 文献・資料 |
Module 6. インテグレーション(統合) |
33) 6.1.1 イントロダクション:インテグレーション(統合) |
34) 6.2.1 統合設計 |
16) 3.3.2 換気 |
17) 3.4.1 ミニドキュメンタリー: Proyecto Roble |
18) 3.4.2 Proyecto Roble:詳細 |
19) 3.5.1 文献・資料 |
Module1: イントロダクション:ゼロエネルギー設計 |
---|
Module2: リサーチ(調査) |
Module3: リデュース(削減) |
|
講師
Prof.dr.ir. AAJF van den Dobbelsteen
( info )
MSc S. Broersma ( info )
Ir. E.R. van den Ham ( info )
Sabine Jansen
Regina Bokel
Leo Gommans
Michiel Fremouw
Tess Blom
Prof.dr.ir. AAJF van den Dobbelsteen
( info )
MSc S. Broersma ( info )
Ir. E.R. van den Ham ( info )
Sabine Jansen
Regina Bokel
Leo Gommans
Michiel Fremouw
Tess Blom
翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
石井誠子様、椎名瞳様、永瀬亜生子様
中村綾花様、西脇千恵様、三田仁様
(50音順)
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
石井誠子様、椎名瞳様、永瀬亜生子様
中村綾花様、西脇千恵様、三田仁様
(50音順)
権利関係
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Zero-Energy Design:
an approach to make your building sustainable
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Zero-Energy Design:
an approach to make your building sustainable
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/