講義内容
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「デザイン基礎」。
このコースはデルフト工科大学の「 Delft Design Approach 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
私たちの日常生活では数多くの製品やサービスが利用されていますが、その成功と失敗を分ける要因の1つとして「デザイン」は大変重要です。ユーザーの視点を取り入れ、課題を定義し、良いアイディアとコンセプトを発展させ、プロトタイプの作成や検証など、多くのプロセスを経て入念に設計を行わなければなりません。デザイン思考やモデル化などの理論や各種ツールの理解と活用も必要となってきます。
「デルフト・デザイン・アプローチ」は世界有数の工科大学であるデルフト工科大学が開発した、製品やサービスを設計するための理論と手法です。製品・サービスの設計者が複雑なプロセス上の課題に取り組む際に大変有用な、構造的アプローチです。戦略的ビジョンの策定からユーザーの行動の観察と分析、ニーズと環境のマッピング、製品やサービスの有意義な提案と開発に至ります。
本コースは、デザインの基礎と6つの手法に関する講義を通して、「デルフト・デザイン・アプローチ」の基礎となるモデルと概念を理解します。また、設計コンテキストで6つの基本的な方法を使用する能力を開発します。 (本コースは「Part 2」として、後半となる3章を学びます)
なお、本コースはオープン・エデュケーションの世界的なコンソーシアムである「オープン・エデュケーション・コンソーシアム」が主催する「オープン・エデュケーション・アワード」にて2015年のウィナーに選ばれています。
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「デザイン基礎」。
このコースはデルフト工科大学の「 Delft Design Approach 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
私たちの日常生活では数多くの製品やサービスが利用されていますが、その成功と失敗を分ける要因の1つとして「デザイン」は大変重要です。ユーザーの視点を取り入れ、課題を定義し、良いアイディアとコンセプトを発展させ、プロトタイプの作成や検証など、多くのプロセスを経て入念に設計を行わなければなりません。デザイン思考やモデル化などの理論や各種ツールの理解と活用も必要となってきます。
「デルフト・デザイン・アプローチ」は世界有数の工科大学であるデルフト工科大学が開発した、製品やサービスを設計するための理論と手法です。製品・サービスの設計者が複雑なプロセス上の課題に取り組む際に大変有用な、構造的アプローチです。戦略的ビジョンの策定からユーザーの行動の観察と分析、ニーズと環境のマッピング、製品やサービスの有意義な提案と開発に至ります。
本コースは、デザインの基礎と6つの手法に関する講義を通して、「デルフト・デザイン・アプローチ」の基礎となるモデルと概念を理解します。また、設計コンテキストで6つの基本的な方法を使用する能力を開発します。 (本コースは「Part 2」として、後半となる3章を学びます)
なお、本コースはオープン・エデュケーションの世界的なコンソーシアムである「オープン・エデュケーション・コンソーシアム」が主催する「オープン・エデュケーション・アワード」にて2015年のウィナーに選ばれています。
学習目標
以下の事項についての知識やスキルの習得が学習目標となっています。
以下の事項についての知識やスキルの習得が学習目標となっています。
- 身のまわりの環境を観察し、ユーザーの視点を学ぶ
- ユーザーの視点をデザインに反映し、創造性を発揮する
- チャレンジを通じて重要なデザインを創造する
- デザイン思考、モデルなどを用いてデザインやプロジェクトを構築する
- 自身のデザインを評価し、発表する
シラバス
・第5章:アイディアを生成する
Part 1の第4章では、ユーザーの視点から提供価値を獲得し、デザインの課題を定義しました。 第5章では、課題を実現するためのアイディアの生成、創造について学びます。ツールとしてのアナロジーや SCAMPER についても説明します。
・第6章:コンセプトを発展させ、評価する
基本的なアイディアを生み出すことができたら、そのコンセプトをデザインに要求される内容で選別して評価し、発展させていきます。この過程で用いるツールや、コンセプトスケッチを描くための基本スキルについても説明します。
・第7章:プロトタイプを作成し、コンセプトを検証する
コンセプトの評価・選別・発展の後は、実際にプロトタイプを作成し、コンセプトの有効性を検証します。プロトタイプによるモデル化は、検証する目的によって種類が異なります。また、ステークホルダーからどのようなフィードバックをもらうかについても、よく計画しなければなりません。これら全体の過程を示した「デルフトデザインアプローチ」や、プロトタイプを作成するための基本スキルについても、あわせて説明します。
・第5章:アイディアを生成する
Part 1の第4章では、ユーザーの視点から提供価値を獲得し、デザインの課題を定義しました。 第5章では、課題を実現するためのアイディアの生成、創造について学びます。ツールとしてのアナロジーや SCAMPER についても説明します。
・第6章:コンセプトを発展させ、評価する
基本的なアイディアを生み出すことができたら、そのコンセプトをデザインに要求される内容で選別して評価し、発展させていきます。この過程で用いるツールや、コンセプトスケッチを描くための基本スキルについても説明します。
・第7章:プロトタイプを作成し、コンセプトを検証する
コンセプトの評価・選別・発展の後は、実際にプロトタイプを作成し、コンセプトの有効性を検証します。プロトタイプによるモデル化は、検証する目的によって種類が異なります。また、ステークホルダーからどのようなフィードバックをもらうかについても、よく計画しなければなりません。これら全体の過程を示した「デルフトデザインアプローチ」や、プロトタイプを作成するための基本スキルについても、あわせて説明します。
なお、以下は、Part 1の内容です。
●第1章:はじめに
●第2章:デザインとはなにか
●第3章:製品はどのように利用されるか
●第4章:デザイン課題を定義する
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コース・コーディネイター
Dr. Jaap Daalhuizen
Dr. Jaap Daalhuizen
翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
池谷治華様、椎名瞳様、清水康彦様 (五十音順)
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
池谷治華様、椎名瞳様、清水康彦様 (五十音順)
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/