講義内容
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「ロボットと社会」。
このコースはデルフト工科大学の「 Mind of the Universe: Robots in Society – Blessing or Curse? 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
ロボットや AI は私たちの仕事を奪うのでしょうか? ロボットや AI は独自の意思をもち、世界を支配する力を持つのでしょうか? それとも、私たちの幸福に大きな貢献をして、持続可能な未来を達成するのに役立つのでしょうか?
人工知能とロボット工学を組み合わせることは、私たちの社会に良い影響を与えるかもしれませんが、倫理的な問題も引き起こします。
このコースでは、ロボットの開発に潜在する社会的および倫理的な影響について考えていきます。また、ロボットの開発にあたって遵守しなければならない設計原則に触れ、ロボットの自律性、意識、知性などの問題を考えます。
このコースは、オランダの放送会社 VPROM とプリンストン大学のロバートダイクグラーフ教授によって作成された「 The Mind of the Universe documentary series 」のスピンオフです。
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「ロボットと社会」。
このコースはデルフト工科大学の「 Mind of the Universe: Robots in Society – Blessing or Curse? 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
人工知能とロボット工学を組み合わせることは、私たちの社会に良い影響を与えるかもしれませんが、倫理的な問題も引き起こします。
このコースでは、ロボットの開発に潜在する社会的および倫理的な影響について考えていきます。また、ロボットの開発にあたって遵守しなければならない設計原則に触れ、ロボットの自律性、意識、知性などの問題を考えます。
このコースは、オランダの放送会社 VPROM とプリンストン大学のロバートダイクグラーフ教授によって作成された「 The Mind of the Universe documentary series 」のスピンオフです。
構成
このコースは4つのモジュールで構成されています。
「Module 1. 導入」では社会におけるロボットや AI と社会との結びつきはどのようになっていくのか、インテリジェントなロボットにおいて、思考とは、学習とは、知性とはどのように定義されるかについて学びます。
「Module 2. 心を開く」では、未来におけるインテリジェントなロボットや AI について、さまざまな検討がなされます。ロボットにおいて「共感」がなぜ必要となるのか。人と共存できる AI の倫理基準とは。知的システムの自律性とは。自律走行車、自立型兵器。AI の倫理を考えるためのトロッコ問題。人工意識とは。超知能とは。AI によって失業は起こるのか。いくつかの分野におけるロボットや AI の先行事例も紹介されます。
「Module 3. 心をつなぐ」では、未来におけるロボットや AI と社会とのあり方について、具体的な議論のトピックが紹介されます。トピックを読んで、ご自分なりの検討をなさってみてください。
「Module 4. まとめ」では、このコースのもととなった「The Mind of the Universe documentary series」から、さらにいくつかのコースを紹介します。オランダの多くの大学は、ドキュメンタリーシリーズのオープンソース資料を多く用意し、学習に使用しています。
このコースは4つのモジュールで構成されています。
「Module 1. 導入」では社会におけるロボットや AI と社会との結びつきはどのようになっていくのか、インテリジェントなロボットにおいて、思考とは、学習とは、知性とはどのように定義されるかについて学びます。
「Module 2. 心を開く」では、未来におけるインテリジェントなロボットや AI について、さまざまな検討がなされます。ロボットにおいて「共感」がなぜ必要となるのか。人と共存できる AI の倫理基準とは。知的システムの自律性とは。自律走行車、自立型兵器。AI の倫理を考えるためのトロッコ問題。人工意識とは。超知能とは。AI によって失業は起こるのか。いくつかの分野におけるロボットや AI の先行事例も紹介されます。
「Module 3. 心をつなぐ」では、未来におけるロボットや AI と社会とのあり方について、具体的な議論のトピックが紹介されます。トピックを読んで、ご自分なりの検討をなさってみてください。
「Module 4. まとめ」では、このコースのもととなった「The Mind of the Universe documentary series」から、さらにいくつかのコースを紹介します。オランダの多くの大学は、ドキュメンタリーシリーズのオープンソース資料を多く用意し、学習に使用しています。
学習目標
- ロボットや AI の開発時に考慮すべき原則を考える
- 社会で活躍するロボットの開発にあたり、必要となる選択を知る
- ロボット開発に潜在する社会的および倫理的なインパクトを考える
学習内容
Module 1. 導入 |
---|
01) 1.0 社会におけるロボット:1.0.1 社会におけるロボット |
01) 1.0 社会におけるロボット:1.0.1 社会におけるロボット(動画) |
02) 1.0 社会におけるロボット:1.0.2 思考、学習、知性 |
02) 1.0 社会におけるロボット:1.0.2 思考、学習、知性(動画) |
Module 2. 心を開く |
03) 2.0 心を開く:2.0.1 イントロダクション |
04) 2.0 心を開く:2.0.2 ロボットの共感 |
04) 2.0 心を開く:2.0.2 ロボットの共感(動画) |
05) 2.0 心を開く:2.0.3 AI の倫理 |
05) 2.0 心を開く:2.0.3 AI の倫理(動画) |
06) 2.0 心を開く:2.0.4 人命救助ロボット |
06) 2.0 心を開く:2.0.4 人命救助ロボット(動画) |
07) 2.0 心を開く:2.0.5 将来の検討事項 |
07) 2.0 心を開く:2.0.5 将来の検討事項(動画) |
08) 2.1 自律性:2.1.1 知的システムにおける自律性について |
09) 2.1 自律性:2.1.2 自律型兵器 |
10) 2.1 自律性:2.1.3 より安全な AI |
11) 2.1 自律性:2.1.4 トロッコ問題 Part1 |
12) 2.1 自律性:2.1.4 トロッコ問題 Part2 |
13) 2.1 自律性:2.1.5 自律走行車 |
14) 2.2 倫理と AI:2.2.1 倫理と AI |
15) 2.2 倫理と AI:2.2.2 倫理とバイアスに関する資料 |
16) 2.3 人工意識:2.3.1 意識を持つロボット |
16) 2.3 人工意識:2.3.1 意識を持つロボット(動画) |
17) 2.3 人工意識:2.3.2 人工意識(Artificial Consciousness)に関する資料 |
18) 2.4 超知能と技術的失業:2.4.1 超知能 |
19) 2.4 超知能と技術的失業:2.4.2 技術的失業 |
20) 2.4 超知能と技術的失業:2.4.3 AI の未来 |
21) 2.5 ヘルスケア分野:2.5.1 ヘルスケア分野における AI とロボット工学 |
21) 2.5 ヘルスケア分野:2.5.1 ヘルスケア分野における AI とロボット工学(動画) |
22) 2.5 ヘルスケア分野:2.5.2 グラス・エンタープライズ |
23) 2.5 ヘルスケア分野:2.5.3 Somnox 社 |
24) 2.5 ヘルスケア分野:2.5.4 Doc.ai 社 |
Module 3. 心をつなぐ |
25) 3.1 議論のトピック 3.1.1 議論のためのトピックス |
26) 3.1 議論のトピック 3.1.3 倫理とバイアス |
27) 3.1 議論のトピック 3.1.4 自動運転車 |
28) 3.1 議論のトピック 3.1.5 超知能 |
29) 3.1 議論のトピック 3.1.6 共感 |
30) 3.1 議論のトピック 3.1.7 軍用 AI |
31) 3.1 議論のトピック 3.1.8 規制 |
32) 3.2 議論のトピック:3.2.1 インスピレーション |
Module 4. まとめ |
33) 4.1 まとめ:4.1.1 最後に |
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講師
Dr. M. V. DignumDr. M. V. Dignum
R.A. MercuurR.A. Mercuur
MSc. J.E. BiegerMSc. J.E. Bieger
Dr. M. V. DignumDr. M. V. Dignum
R.A. MercuurR.A. Mercuur
MSc. J.E. BiegerMSc. J.E. Bieger
翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
ウォルトンみちよ様、清水康彦様、鈴木もなみ様、染谷広幸様、野島由美様、古木仁様 (50音順)
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
ウォルトンみちよ様、清水康彦様、鈴木もなみ様、染谷広幸様、野島由美様、古木仁様 (50音順)
権利関係
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Mind of the Universe: Robots in Society
– Blessing or Curse?
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Mind of the Universe: Robots in Society
– Blessing or Curse?
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
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